不妊症と不感症

不妊症の治療で整体を訪れる女性は少なくありません。病院の検査で妊娠できないほどの不調や病気や身体的不具合を抱えている女性はそう多くはないですが、検査で異常がなくても妊娠できない女性はかなり多いからです。

検査で生殖器など妊娠に関連する器官に異常が無い場合、医療機関での治療は、人工授精か体外受精を進められるようです。

不妊症の女性を施術していて感じることは、セックスで快感を得て満足している女性が少ないということです。全ての女性患者さんに質問しているわけではありませんが、体つきや会話の端々からそう感じます。

妊婦とセックス

ちょっと極端な例ですが、結婚しても1度もセックス(挿入)してない女性がいました。まだ30歳位ですが、夫がEDで挿入できないそうです。それで人工授精を何度か行っていたのですが、それでも妊娠できず通院されていたことがあります。

彼女は処女ではないとのことでしたが、夫が2人か3人目の男性で、セックスを伴った男性経験は、数えるほどだと言ってたので、おそらくセックスで気持ちいいと感じたことはないのだろうと感じました。間違いなくセックスでオーガズムには達していない様子でした。

他の不妊の方も、セックスレスではありませんが、排卵日の前だけセックスする程度で、性生活を楽しんでいる様子がうかがえる女性はあまりいないようでした。不妊の女性が、まったく快感が無いということはないですが、身体全体で快感を感じてオーガズムに達している女性は、あまりいないのではと感じました(身体的に不具合があり不妊の場合は別です)。

不妊の原因の背景には不感症が

夫がセックスや女性の体にあまり興味がないため、セックスがおざなりで妻(パートナー)を満足させてないケースで不妊症を伴っている場合は、夫婦で話合って、妻が感じるようなセックスをしてもらうことで不感症が解消し、妊娠につながることがあると思います。

妻の体の状態が良くない場合、生殖器官には異常がなくても、妊娠しないことはよくあります。受精できても子宮に受精卵が着床して定着して育つだけの土壌(いい体調)がないからです。

このケースの不感症の場合は、まず体の状態を良くすることが必要です。単に症状を改善する程度では不十分で、食事や睡眠を改善し運動も行い、整体などで体質を改善することで、不感症と不妊症が解消する可能性が高まります。

精神的なトラウマやストレスが原因で不感症になっている女性の場合は、少しやっかいです。トラウマを解消してあげないとオーガズムに達することができるまで不感症を解消することは難しいからです。

精神的な問題とひと口に言っても、いくつか種類はあります。

●性的なことを抑圧する宗教の信者

●母親との関係が親密過ぎて、精神的に独立できてない場合。

●父親との不仲の場合。

●夫を軽蔑してる場合。

●うつ状態の場合。

●レイプなど性的なトラウマがある場合。

●生活に疲れ果てている場合。

●同性愛の場合。

精神的な問題で不感症になり不妊になっている場合は、回復は難しいケースが多いですが、根本は、愛情だと思います。夫に愛されている、夫を愛してる。両親に愛されているという実感を持てるようになれば、他の具体的な問題解決の糸口は見えます。