女性のからだ

女性の骨格

女性と男性では、身体が違います。生殖器の機能と役割とカタチが違うことはもちろんですが、骨格にも違いがあります。一番違うのは、骨盤です。女性の骨盤は、男性より浅く、相対的に幅が広く、恥骨が合わさった部分(恥骨結合)の角度(恥骨弓)が大きいのです。男性では50~60度、女性では80~85です。

この違いによって、女性の骨盤は中心部の空洞(骨盤腔)が円形で広く空いてます。
出産のときに、ここを胎児た通って出てくるためです。

骨盤矯正について

骨盤矯正の基本は上下左右前後にズレた骨盤を、バランスのとれた状態にして、位置的にも適正なところに収まるようにすることだと考えていましたた。

だから以前は、前上腸骨棘とかを基準に、左右の高さや上下の位地を揃えようとしていただけですが、この考え方だけでは不十分だと感じるようになりました。

その理由の第一は、

骨盤(正確には仙骨の左右に付いている腸骨)は開閉しているということ。

第二に、
開閉は左右一緒ではなく、交互に行われること。

第三に、
年齢(世代)にふさわしい骨盤の状態があるということ。

左右のちょっとしたズレ(仰向けになった状態での腸骨の上前腸骨棘の高さの違い)は、骨盤開閉時の自然なズレなので、修正する必要がないと今は考えています。

無理に修正すれば、自然な開閉を損なうことになるし、今開いている時期か閉じている時期かの判断をせずに(わからずに)、闇雲に揃えようとすれば、体調を崩すことにつながりかねないと考えています。

若い健康な人を基準にしている標準的な骨盤の状態に拘り過ぎると、年齢を重ねるにつれ、開く傾向が強まり、骨盤全体も後方へ傾いてくる状態を無理に矯正することになりかねなません。

女性の骨盤横向き図

雑誌記事などの影響で、骨盤が開いていると太りやすくウエストも太くなるからと、骨盤を閉じる矯正を望む女性が少なくないですが、今、自分の骨盤は閉じる時期か開く時期か知らずに矯正するのは、無駄だし体調にもいい影響を与えるとは思えません。

腸骨の開閉を判断する基準は月経と排卵の周期です。カンタンに言うと、月経(生理)のときに開ききり、排卵のときに閉じきります。周期は約2週間。28日で一サイクルとなっているようです(あくまで標準的なケース)。

だから、あまりに開きっぱなしで固定しているような場合は閉じる矯正が効果的だと思いますが、基本は、仙腸関節を適度にゆるめ、腸骨の開閉をスムーズにしてやることが肝心です。

30代の女性で、出産後にウエストが太くなり、骨盤が開いているから閉じるようにして欲しいと言ってきた方がいますが、上に書いたようなことを説明し、特に閉じることを念頭には施術はしませんでした、6回目の施術以降、ぱっと見た目にウエストが細くなり、気にしていた臀部の大きさ、横への広がりも、それほど気にならなくなったと喜ばれました。全身の骨格が整い、骨盤の開閉がスムースに行くようになったためだでしょう。

ちなみに、出産後に骨盤が開きっぱなしになるのは、出産後にすぐ立って歩いたり、活動するからで、骨盤がある程度閉じる5~6日間まで安静にして寝ていれば、後は自然に骨盤が閉じ、元の体に戻るだけでなく、出産前より体調もよくなり女性としての美しさも出てきます。

骨盤の状態と女性の健康

●仙骨とその両側にある腸骨をつなぐ仙腸関節が離れていると、様々な体調不良の原因になります。

●特に女性の場合、仙骨の前にある子宮と卵巣にストレスがかかるので、婦人性疾患のリスクが高まります。

●さらに、内臓全体、筋肉、骨格、神経にまでストレスがかかるので、体調を崩す可能性もあります。

●骨格の中心、仙骨と仙腸関節を正しい位置に調整することによって、良い体調の土台づくりをすることができます。

オーガズムの時の骨盤の状態

女性の骨盤

女性はセックスでイクときに、骨盤が締まります。イッた後の満たされた幸福感は、引き締まった骨盤がゆるんでくるときに感じるものです。いいセックスは骨盤の開閉をスムーズにしてくれます。気持ちいいセックスは、女性の元気の素です。

プリプリした女性のお尻は性欲を刺激しますが、それはちゃんとした医学的裏づけがあります。プリプリお尻の女性は、性エネルギーが旺盛で、生殖器もプックリと弾力があり元気です。このお尻は筋トレやエクササイズでは作れません。生殖器の元気さが必要です。そのカギは弾力があり動きのいい骨盤です。

女性の快感

セックスは麻薬に似ている側面があります。性のパンドラの箱を開けてしまったら、そこから離れることは難しいこともあるでしょう。女性が「死ぬ!」「怖い!」「壊れちゃう!」などと叫ぶのは、強烈なオーガズムで、麻薬よりはるかに強い脳内麻薬が分泌されてるからです。潜在的には女性のほうがはるかに性欲は強いはずです。